ソフトバンク1点差勝利の背景…「冷やしグラブ」で守備に情熱を注ぎ続ける男の存在6/4(日) 18:58配信21コメント21件6回1死満塁、広島・代打松山の一ゴロを本塁へ送球し、三走を本封する中村晃(撮影・西田忠信) ◆日本生命セ・パ交流戦 広島2―3ソフトバンク(4日、マツダスタジアム)
6回の攻防がすべてだった。チーム初安打からの5連打3得点で一気に逆転したホークスと、1点差までしか詰め寄れなかったカープ。これでチームは6回終了時、リードしていれば開幕から負けなしの20連勝(1分け挟む)となった。
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それにしても、中村晃の守備にこの日も助けられた。試合の分水嶺(れい)となった6回だ。1点差に迫られ、なおも1死満塁で代打松山の打球は一塁線を襲ったが、中村晃はショートバウンドを逆シングルで捕球すると、素早い本塁送球で同点を阻止した。
「普通のプレーですよ。取れる範囲の打球を処理するのが野手の仕事。それより(ショートバウンド送球を)拓也(甲斐)がうまく取ってくれたおかげ」
淡々と振り返ったが、守備へのこだわりは人一倍強い。その証しの一つが2014年から使用し続ける一塁手用のグラブで〝相棒〟との付き合いは10年目を迎えた。
ひもを変えるなどの微調整は施してきたが、右手になじんだグラブを変えようと思ったことはない。梅雨以降は湿気と暑さでグラブの革が柔らかくなる問題も発生するが、冷蔵庫への保管で好みの硬さを維持し、20年から3年連続ゴールデングラブ賞を受賞中だ。
今年も規定試合数をクリアする一塁手では唯一の無失策を継続する。1点差勝利の背景には、守備とグラブに情熱を注ぎ続ける男の存在があった。(石田泰隆)【関連記事】【動画】「プロ初打席さすがに可愛すぎた」ソフトバンク板東湧梧、前日のプロ初打席振り返る松坂と伝説の投げ合い、プレーオフの後 記者が電話で聞いた斉藤和巳の別人のような声【動画】「福岡はカワ美人の宝庫」チアもバリよかろうもんソフトバンク城島氏に聞いた「ブルガリア事件」の真相 16年前ベンチを殴る杉内に掛けた言葉は「ホークスけんか最強は藤本博史」説は本当!? 95年「東京ドーム連日の大乱闘劇」を振り返る最終更新:6/4(日) 19:26西スポWEB OTTO!
Source: 福岡ソフトバンクホークス by yahoo News
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