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巨人・戸郷対DeNA・石田は令和の名勝負数え唄になる! 80年代後半の槙原VS大野に匹敵(東スポWEB)

巨人・戸郷対DeNA・石田は令和の名勝負数え唄になる! 80年代後半の槙原VS大野に匹敵5/30(火) 11:31配信2コメント2件戸郷(左)と石田 この対決は、かつての巨人・槙原対広島・大野に匹敵する名勝負になるかもしれない。そう思わせたのが、巨人・戸郷、DeNA・石田の2度にわたる熱い投手戦である。

【写真】1988年の槙原(左)と大野

 両者が今季初めて投げ合ったのは4月18日の長崎。原監督から「ウチのエース」という称号をもらった戸郷が7回1/3を2失点と好投するも、石田が自己最長タイの8回を無失点に抑え、2―0で競り勝った。

 先発の柱とは言えず、完投も一度もない石田にとって、この勝利は大きな自信になったという。

「自分もあそこまで投げられるんだと思った。目の前の打者をひとりずつ打ち取っていけば、最後までたどりつける。そこまで任せてもらえるように、チームの信頼を勝ち取っていきたいです」

 このリターンマッチが5月25日、東京ドームで実現した。今度は石田が岡本和のソロ本塁打による1失点に抑えるも、戸郷がそれ以上の力投を見せて1―0完封勝ちである。

 戸郷といえば真っすぐとフォークの印象が強いが、この日はスライダーを多投。「スライダーで空振りも三振も取れた。“ニュー戸郷”ができたかな」と胸を張った。

 常に新たな課題に取り組む貪欲な姿勢は、巨人投手陣の中で随一。昨季は桑田投手チーフコーチ(現ファーム総監督)に積極的に助言を仰いで、川相総合コーチが投手陣を集めてバントを教えるときは、最も熱心に質問を重ねていたという。
 この両者の投げ合いを見て思い出したのが1988、89年に槙原、大野が演じた名勝負である。

 最初は88年5月28日の旧広島市民球場。ここまで大野が6連勝なら、槙原も5月4勝3完封。ともに絶好調のエース対決は延長10回、大野が新人・勝呂にプロ初本塁打を打たれて決着した。

 両者の再戦は翌89年5月20日、同じく旧広島市民球場。当時、広島は首位を走り、巨人が追い上げている最中だった。

「点が入らなくても絶対に引き分けにする。1点もやらないつもりでないと、大野さんに勝てない」

 そう言う槙原に、大野もこう応酬した。
「槙原との試合は先に点を取られたら負け。点が入ったら勝負が決まる」
 この試合も0―0のまま延長戦に突入。最後は延長12回、大野が駒田に痛恨の2点タイムリーを打たれて惜敗した。
 この年5月、槙原は5勝を挙げて月間MVPを受賞。「大野さんに投げ勝ったことが自信になりました」と話している。戸郷と石田にも、あんな大投手になってほしい。 赤坂英一【関連記事】DeNA・バウアーの試行錯誤 日本野球を理解し順応しようとしている原監督も薫陶を受けた中西太さん 〝四国の縁〟で一度だけ巨人のユニホームに袖を通した【ロッテ】佐々木朗希〝持病〟克服が真のエースへの課題 チーム内からも「まだまだ」の声【巨人】一軍復帰を目指すエース・菅野智之に期待される〝二軍での重大な役目〟元中日の平田良介氏 5000万円ロールス・ロイス売却「もう見栄張らなくていい」最終更新:5/30(火) 11:41東スポWEB
Source: 横浜DeNAベイスターズ by yahoo News

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