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【千葉魂】快進撃支える司令塔 捲土重来の千葉ロッテ・田村、信頼厚く(千葉日報オンライン)

【千葉魂】快進撃支える司令塔 捲土重来の千葉ロッテ・田村、信頼厚く5/30(火) 11:00配信5コメント5件小島(右)に声をかける田村。投手とのコミュニケーションを大事にし、厚い信頼を得ている 昨年はわずか2試合の出場だった。入団以来最少の試合出場数。田村龍弘捕手は「悔しいという気持ちを通り越していた」と振り返る。そして悔しさをぶつけるべく今シーズンに挑んだ。

 「今年ダメだったら、もうずっとダメだと思う。後悔しないようにやりきる。そういう気持ちでいる」と田村。 今年は開幕スタメンマスクを被るなど、ここまで23試合に出場。5月24日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)では

2020年以来の本塁打も記録した。

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 昨年は2軍暮らしが続いたが、気持ちを切らすことは一切なかった。若い選手たちと同じ量の練習を黙々とこなし、若い選手たちに積極的に声をかけ、アドバイスをする田村の姿があった。当時の鳥越裕介2軍監督から「その姿を見ている。ずっとやり続けよう」と声をかけてもらった。田村は「ほとんど毎日、しつこいぐらい言われた(笑)。だけど、その言葉があったから、やり続けることが出来たと思う」と振り返り、感謝をする。捲土(けんど)重来。23年は心機一転、背番号を「22」から「27」に変更。1月の自主トレから身体を作り上げ、春季キャンプから猛アピールを続け、再び1軍マスクを取り戻した。

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 強い想いを胸にマスクを被る田村に、吉井理人監督は「しっかりとコミニケーションをとって、ピッチャーの事をよく分かっている。ピッチャーの色々な球種をうまく使ってリードをするのが上手な捕手。すごくよくやってくれていると思う。こっちが気が付いていないようなことも気が付いてくれていたりと助かっている。彼のいいところは自分をしっかりと持っていて、違うものは違うと自分の意見をしっかりと言ってくれるところ」と目を細め、信頼感を口にする。

 「今のところ、ある程度はやれているとは思うけど、最低限という感じ。もちろん納得なんかしていない。もっともっとチームに貢献をして勝利に導ける選手になりたい」と田村。

 チームは首位で交流戦に突入する。様々な要素が絡みながらの快進撃だ。その一つが司令塔である田村の存在感にあるといっていい。背番号「27」が輝きを放っている。

(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)【関連記事】【千葉魂】千葉ロッテ・茶谷、はい上がり初4番 思い書き綴る「内省」で変化【千葉魂】千葉ロッテ・西野と種市、手術越えて 励まし支え合い共に復活【千葉魂】ポランコの好きな曲 リズム乗って調子も上向き 千葉ロッテ【千葉魂】明るい大下チーム鼓舞 声張り上げベンチに活気 千葉ロッテ【千葉魂】開幕の雪辱、単独首位 「主体性」重視好調3連勝 千葉ロッテ最終更新:5/30(火) 11:00千葉日報オンライン
Source: 千葉ロッテマリーンズ by yahoo News

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