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記者の目 ヤクルト・村上宗隆の完全復調は近い 10連敗中でもやるべきことを徹底していれば光は差す(サンケイスポーツ)

記者の目 ヤクルト・村上宗隆の完全復調は近い 10連敗中でもやるべきことを徹底していれば光は差す5/30(火) 8:00配信6コメント6件ヤクルト・村上宗隆「日本生命セ・パ交流戦2023」が30日に開幕する。セ・リーグ5位で10連敗中(1分け挟む)のヤクルトは29日、日本ハム戦(エスコン)に備えて広島から北海道へ移動した。昨季の交流戦MVPの村上宗隆内野手(23)はパ球団との戦いを前に「切り替えやすさもある」と強調した。

【記者の目】 開幕前、ヤクルトがシーズン前半に自力優勝消滅になるとは、誰も想像しなかっただろう。要因は一つではないが、村上の不調はやはり大きい。昨季は三冠王に輝いただけに打率・217、9本塁打、27打点は納得のいく数字ではないはずだ。

打撃フォームのわずかなズレが大きな差となって表れるが、それを一番理解しているのが村上自身だ。神宮球場のクラブハウスのロッカーでは毎日のように映像でフォームを確認し、練習で修正することを繰り返す。4番打者としての責任を放棄せず、真正面から向き合っている。チーム関係者は「調子がいいときは練習で逆方向に鋭い打球が飛んでいる」と明かすように、最近は練習で左方向へのスタンドインが増えてきた。完全復調の時期は遠くない。

重要なのは一人一人の「凡事徹底」。村上が本調子ではないからといって、全員が代わりを務める必要はない。出塁を期待される人もいれば、つなぎの役割を求められる人もいる。「自分のやるべきこと」を再度徹底するしかない。塩見が下半身のコンディション不良で離脱し、山田も状態が万全ではない中ではなおさらで、連敗が続こうが借金が増えようが、背伸びは禁物だ。

10連敗中は全て3点差以内。歯車がわずかに狂っているだけ。昨年の好調時と比べ、凡退してベンチに戻り、下を向いてしまう選手が多い。精神論ではないが、一つのきっかけで状況は好転するだけに、声出しや全力疾走などやれることを淡々とこなした先に光は差す。(ヤクルト担当・赤尾裕希)【関連記事】阪神・大竹耕太郎が感じた岡田流の〝言葉力〟 そんな上司のありがたさ阪神・岡田彰布監督、ベンチで号泣の大竹耕太郎に触れ「嬉しかったんやろ。祈っとったんじゃない?」岡田監督の変化感じた「おい、問題児」 試合前に西純と青空対談西武・山川穂高の球宴 20年前の「川崎まつり」を危惧する関係者も巨人・菅野智之、コンディション不良の原因告白「キャンプの時に寝違えて、おそらくそれが原因」最終更新:5/30(火) 8:00サンケイスポーツ
Source: 北海道日本ハムファイターズby yahoo News

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