ヤクルト・村上宗隆「切り替えて勝つ」 ヤクルトよ交流戦で意地見せろ!高津監督の〝勝負手〟DHに川端、山田ら候補5/30(火) 7:30配信1コメント1件連敗を止める一打が期待される村上=今月28日撮影「日本生命セ・パ交流戦2023」が30日に開幕する。セ・リーグ5位のヤクルトは29日、日本ハム戦(エスコン)に備えて広島から北海道へ移動した。1分けを挟んで10連敗中と苦しむが、昨季の交流戦は14勝4敗、歴代最高勝率.778で優勝。交流戦でMVPに輝いた村上宗隆内野手(23)はパ・リーグ球団との戦いを前に「切り替えやすさもある」と強調し、上位浮上に導く構えだ。高津臣吾監督(54)は逆襲へのポイントの一つにDHの起用法を挙げた。
北の大地で負の連鎖を断ち切る。チームは遠征先の広島から空路で北海道入りし、村上はりりしい顔つきを見せた。30日からパ・リーグ4位、日本ハムとの3連戦(エスコン)。10連敗(1分けを挟む)からの脱却へ、言葉に闘志を宿した。
「一試合一試合、しっかり切り替えていきたい。パ・リーグと戦うということで切り替えやすさもある。しっかりと勝てるように頑張ります」
セ3連覇を狙う今季は借金11の5位で、首位・阪神とは14ゲーム差。正念場を迎えているが、無類の強さを誇った昨季の交流戦を再現させ、反撃の狼煙(のろし)を上げる。
昨季は14勝4敗で2018年以来2度目の頂点に立ち、18試合制となった15年以降では歴代最高の勝率・778をマーク。パ6球団の全てに勝ち越す〝完全V〟を成し遂げて勢いを加速させ、リーグ戦再開後の7月2日には1950年以降では最速で優勝へのマジックナンバー「53」を点灯させた。
村上は交流戦で打率・351(4位)、6本塁打(2位タイ)、出塁率・507(1位)の成績を残し、MVPに。日本ハムと神宮で戦った昨年5月24日の交流戦初戦では延長十一回にサヨナラ本塁打を放った。今季は開幕当初から不振だったものの、9本塁打はリーグトップタイ。打棒が戻りつつあり、逆襲への材料は他にもある。
高津監督は勝負の一手として「DHに誰をおくか。どういうタイミングでどう使うか。いろいろ考えています」と考えを巡らせた。パ球団の主催試合で使えるDHに、代打で打率・385(26打数10安打)、1本塁打、6打点と存在感をみせる川端を起用するプランが浮上。チーム打率はリーグ最下位の・229だが、得点圏打率・455(11打数5安打)の川端が6番などに入れば得点力アップが期待できる。
下半身の張りで27日の広島戦から先発を外れている山田やサンタナ、オスナも候補になる。さらに体調不良を抱えていた青木が、30日に状態を確認した上で出場選手登録される見込み。塩見が下半身の状態不良、内山が体調不良で離脱する中、最善のオーダーを組む。
高津監督は「ここまでちょっとうまくいっていないですけど、交流戦をきっかけに巻き返していきたい」と表情を引き締めた。上位を猛追するべく、村上を中心に反撃に転じる。(森祥太郎)【関連記事】阪神・大竹耕太郎が感じた岡田流の〝言葉力〟 そんな上司のありがたさ阪神・岡田彰布監督、ベンチで号泣の大竹耕太郎に触れ「嬉しかったんやろ。祈っとったんじゃない?」岡田監督の変化感じた「おい、問題児」 試合前に西純と青空対談西武・山川穂高の球宴 20年前の「川崎まつり」を危惧する関係者も巨人・菅野智之、コンディション不良の原因告白「キャンプの時に寝違えて、おそらくそれが原因」最終更新:5/30(火) 7:30サンケイスポーツ
Source: 北海道日本ハムファイターズby yahoo News
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