【巨人】中田翔200人斬り弾で300号王手も「まだまだ通過点」うれしかった弟分とアベック7/12(水) 8:35配信8コメント8件巨人対広島 2回裏巨人無死、先制ソロ本塁打を放った中田翔(右)はチームメートとタッチをかわす(撮影・滝沢徹郎)<巨人4-0広島>◇11日◇東京ドーム
巨人が中田翔内野手(34)と秋広優人内野手(20)の今季2度目のアベックアーチで快勝した。
【一覧】200人以上から本塁打を打った選手
2回に中田翔が広島床田からプロ野球史上11人目の“200人斬り弾”となる先制11号ソロで先手をとった。3回には秋広も6号ソロで加勢。兄貴分と、伸び盛りの弟分との「令和の師弟」の1発攻勢で3位広島に0・5ゲーム差と肉薄した。
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中田翔が、ベンチで秋広をニッコリ笑顔で迎え入れた。3回1死、6号ソロを放ってダイヤモンドを1周した弟子とグータッチ。「純粋にうれしかった。アキ(秋広)が一番うれしいと思いますし、チームとしても大きな2点目になった」と、自分のことのように喜んだ。2回先頭で自身が放った左翼席への先制の11号ソロに弟子が続き、アベックアーチが完成した。
沖縄・石垣島の自主トレで2年連続、寝食をともにした。過ごした時間が長い分「違う感情が入るのはある」。右太ももの肉離れで離脱中の5月には、1軍で奮闘する秋広とビデオ通話で何度も話した。1軍投手の特徴や攻略法を伝授すれば、弟子から足の状態を心配された。
同13日広島戦では、延長12回に同点適時打を放った秋広から、ラインが届いた。「僕の手本を見ましたか?」。秋広が後に、興奮して「ついつい送っちゃいました」と反省した言葉に「あまり調子に乗るなよ?」と苦笑いで大人の対応をした。
日本ハムに入団した16年前、稲葉や金子誠、小谷野ら先輩の存在に助けられた恩義は忘れない。「先輩方に比べたらまだまだですけど、(後輩と)いろんなことを話して引き出しを増やしてあげられれば。体が元気であれば10年、20年やりたいけどプロ野球界はそうもいかない。僕は短いプロ野球人生、1年1年全うするだけ」と未来を託す。義理堅い師匠と弟子への期待があるから、14歳差を感じさせない関係があった。
広島床田からの初アーチで200人目の投手から本塁打を放ち、通算300号に王手をかけるも「まだまだ通過点」と気に留めない。弟子にカッコいい師匠の背中を示し続ける。【小早川宗一郎】
▼中田翔が先制の11号。床田からは初の1発となり、これで中田翔が本塁打を打った投手は200人目。本塁打を打った投手数は中村(西武)の260人が最多で、200人以上は11人目になる。中田翔は美馬(ロッテ)からの7本が最も多く、5本以上は5人だけ。200人のうち143人が1本で、この1発はまだ通算299本目。中村の343本目を抜き、最も少ない本塁打数で「200人斬り」を達成した。【関連記事】【写真】中田翔 ド迫力イグアナ手に乗せ“愉快な仲間たち”公開【巨人】中田翔“奇行”暴露 石川慎吾のスマホに自撮り数百枚…「やられました」岡本和も香月も北別府学氏「目疑ったぞ」中田翔の悪ふざけ写真に喝【相関図】「パシリ扱い」「恋バナ仲間」「ヒゲ濃い仲間」巨人番記者が素顔に迫ったヤング交遊録巨人秋広に中田翔驚き「でけーから近くにくんな」最終更新:7/12(水) 9:04日刊スポーツ
Source: 広島東洋カープ by yahoo News
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