【東東京】日大豊山の二刀流 昨夏インターハイ競泳3冠の光永翔音が4番で1安打1盗塁7/11(火) 11:52配信1コメント1件4回2死二塁から左前打でホームを狙った日大豊山の光永翔音だがタッチアウト(カメラ・戸田 幸治)◆第105回全国高校野球選手権東東京大会▽2回戦 日大豊山7―0上野学園=7回コールド=(11日・神宮球場)
大谷翔平(エンゼルス)もビックリの二刀流が輝いた。高校レベルでは世界的にも珍しい野球部と水泳部を兼部する日大豊山の4番・光永翔音内野手(3年)が、初回無死一、二塁から三遊間を破る安打で夏の大会をスタートした。4回2死一塁では「野球で1番好きなのは走塁」と100メートル走11秒9の俊足を生かして盗塁。3打数1安打1盗塁と躍動し、チームのコールド勝ちに貢献した。
昨夏のインターハイでは競泳男子100メートルバタフライ、400メートルリレー、400メートルメドレーリレーで3冠を達成。チームを総合優勝へと導いた。だが、昨秋以降は野球に悔いを残さないため専念。6月に行われた都のインターハイ予選には水泳部の仲間のため、ほぼぶっつけ本番で出場も、インターハイ関東予選は「勝ち残っていたら50メートル自由形はキャンセルします」。同じ7月21日に5回戦が予定されているため高校野球を優先。翌22日の100メートルバタフライには出場予定で、超ハードスケジュールも覚悟している。
小学6年時にはマリーンズジュニアに選ばれ、中学時も強豪の京葉ボーイズで主軸として活躍。「野球の方が作戦を考えたり、チームカラーがあったり面白い」と話す。ただ、実力的に世界と近いのは水泳だと自己分析。「高校で野球は踏ん切りをつけて、大学は水泳一本と考えています」と28年のロサンゼルス五輪出場に照準を合わせる。
ただ、今は高校野球に全力投球。「勝ち続けて甲子園に行けて(時期が重なる)インターハイに出られなくなるのが理想」と笑う。野球の競技者としてプレーする最後の夏。「プロから話しがきたら(野球続行を)考えます」と茶目っけたっぷりに話す18歳が甲子園と五輪の2つの夢を追いかける。(雑誌『報知高校野球』取材班)報知新聞社【関連記事】【兵庫】03年夏・ダルと投げ合った滝川二・服部大輔監督 元龍谷大平安の左腕が夏初陣で白星発進【奈良】天理が両軍合計34安打29得点の乱打戦制しヒヤヒヤ発進 赤埴兄弟の兄・克樹が逆転満弾【香川】巨人・浅野先輩のように「外野は滑らないように」高松商がコールド発進【神奈川】東海大相模が4点差逆転ヒヤリ発進も「負ける気はしなかった」【鹿児島】鹿児島城西・明瀬諒介が2安打1打点 スカウト「パワーがあってバットを振れる」最終更新:7/11(火) 11:52スポーツ報知
Source: 大谷 翔平 by yahoo News
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