ソフトバンク・スチュワート クイック時ストライク率下がり3盗塁されるも…斉藤和巳コーチ「すべてを求めるなら1軍に呼んでいない」7/11(火) 7:31配信22コメント22件3回、マウンドのスチュワート(2)に声をかける斉藤コーチ(左から2人目)(撮影・早浪章弘) ◆ソフトバンク1―2西武(10日、京セラドーム大阪)
ソフトバンクのスチュワートが最大の弱点を突かれた。西武に重盗を含む3盗塁を決められるなど、走者を置いての投球に不安定さが目立ち、5回途中2失点。1軍昇格後の2登板は11回1/3を1失点(自責0)と快投を続けてきた右腕が今季初黒星を喫した。
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自らの課題とどう向き合うか。この日クイックモーションでの投球は18球で、ボールが12球。ストライク率は33・3%にとどまった。全体では58・1%だっただけに、クイックでの投球に苦しんだと言える。クイック時は1秒1台後半から1秒2台前半と及第点のタイム。一方、セットポジションで足を上げた投球は1秒6台前後まで遅くなる。
斉藤和巳投手コーチはあくまで私見と強調した上で、こう分析する。「ある程度はこっちも覚悟して登板させている。すべてを求めるのであれば、ここ(1軍)に呼んでいない。ヒット7本、四球3個でも5回途中まで2点に抑えられたし、そこは成長と思っている。本人が(課題に)目をつぶったらいけないけどね」。
走者へのケアを取るか、ある程度のリスクを覚悟で自らの投球を貫くのか。23歳の右腕が直面する難しい問題だ。斉藤コーチは「今日の投球がすべて悲観するものじゃないし、良いものも悪いものもはっきり出た。全部が一気に良くなることはないし、それ(クイックの改善)を求めて調子を落とす方がもったいないと個人的には思っている。まだ発展途上の選手と分かって上げているので」と、あくまで先の成長を見据えている。
この日は盗塁だけでなく、セーフティーバントの構えを見せられるなど揺さぶられた。スチュワート本人は「それも野球の一つだし、自分に影響があったとは思わないけど、結果としてこういう形になった。今後しっかりと対応できるようにやっていきたい」と前を向いた。最速160キロの真っすぐは世界での類を見ない2800回転超と魅力は十二分の豪腕。今後どう歩みを進めるか。(長浜幸治)【関連記事】わずか5秒の間に 周東佑京、タッチアップを止めた判断と仲間への信頼【動画】「途中までばりかっこいいのに最後吹き出した」鷹の祭典2023特別映像で変顔を披露したのは!?「野球は助け合いやからね」失策絡みの逆転負け 斉藤和巳コーチの重い指摘【写真】和田毅が阪神・大竹耕太郎に贈った誕生日プレゼント「うな重にステーキ載せた」ソフトバンク、日本一贅沢な代走策にネットも騒然最終更新:7/11(火) 7:31西スポWEB OTTO!
Source: 福岡ソフトバンクホークス by yahoo News
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