大谷翔平、選出ランクで堂々ＮＯ・１！ リプケン氏「驚異的な才能の持ち主」 １２日球宴7/11(火) 7:30配信1コメント1件【シアトル（米ワシントン州）９日（日本時間１０日）＝山田結軌、丹羽政善通信員】米大リーグのオールスター戦が１１日（同１２日午前９時開始）、当地で開催される。エンゼルスの大谷翔平投手（２９）は日本選手として２００７年のイチロー（マリナーズ）以来の最優秀選手賞（ＭＶＰ）獲得へ、期待がかかる。ＭＬＢ公式サイトに掲載された出場選手の評価などを表すランキングで１位に選ばれ、対戦した選手、監督らからも称賛の声が相次いだ。１０日（同１１日午前９時開始）には、本塁打競争が行われる。
オールスター関連のポスターであふれるシアトルに、全米各地からひいきのチームウエアを身につけたファンが集結した。二刀流として圧巻のパフォーマンスを披露し続ける大谷が〝メジャーの顔〟として球宴を彩る。
「出られるところでなるべく出たいし、頑張りたい」という大谷。前半戦で、打っては両リーグ最多の３２本塁打、投げては７勝を挙げ、オールスター戦に３年連続で投手とＤＨで選出された。６月に１５本塁打で月間最優秀選手を受賞するなど、圧倒的な成績を残してきた。
前半戦最後の登板となった４日（日本時間５日）のパドレス戦で右手中指の爪が割れ、まめができた影響で投手としての出場は不可能。オールスター前日に行われる本塁打競争にも参加しないことを表明した。ＤＨに専念し、２、３打席に立つ見込みだ。
球宴で日本選手初となる柵越えの本塁打が出るか、注目が集まる。２００７年にサンフランシスコで開催された球宴では、イチロー（当時マリナーズ）が右翼フェンス直撃のランニング本塁打でＭＶＰを受賞した。これまで、打球が柵を越えた本塁打を放った日本選手はおらず、大谷もイチローのようなインパクトを与えることができれば、日本選手２人目のＭＶＰ獲得が現実味を帯びる。大リーグ公式サイトでは、球宴に選出された選手の評価や期待度を表す上位５０人のランキングを掲載。両リーグ最多得票のアクーニャ（ブレーブス）を抑え、大谷が１位に選ばれた。
前半戦に対戦した現役選手や監督、ＯＢからは称賛の声が相次いだ。ドジャースのロバーツ監督は「高めの球には明らかに適応している」と打者としての進化を感じ取った。１６号を打たれたカブスの右腕、ウェスネスキは「普段なら本塁打を打たれると腹が立ったりするが、あの打席はそれを感じなかった。自分は良い球を投げたが、彼のほうが良いスイングだった」とお手上げのコメントを残した。また、ヤンキースのブーン監督は走力を高評価。印象的なポイントに「スピードだ」と即答し「最も速い選手の一人だ」と、１１盗塁とメジャー最多の６三塁打の脚力に言及した。
通算２３８本塁打を誇る強打の捕手、ロイヤルズのペレスは「彼は２０２３年のベーブ・ルース。彼がやることは実に信じがたい」とたたえ、２６３２試合連続出場の世界記録を誇る鉄人、カル・リプケン・ジュニア氏は「驚異的な才能の持ち主」と絶賛。異次元のプレーを続ける大谷は誰もが認める存在だ。
世界の才能が集まる米球界で、２９歳の日本人が主役を演じる。世界中の野球ファンが夢舞台でのアーチを待ち望んでいる。【関連記事】阪神・岡田監督のすごさを再認識 中野の四球数への質問に対する反応阪神・岡田彰布監督、勝ち越し犠飛を消した大山暴走に激怒近本光司の離脱…阪神、２００８年の悪夢の再現？ いや、今年は大丈夫！【写真】浅野が守備でズッコケ…菅野に謝罪、ペシっと頭をたたかれる日本ハム・清宮幸太郎の〝暴走〟に、新庄剛志監督「野球センスを磨かないと」最終更新:7/11(火) 7:30サンケイスポーツ
Source: 大谷 翔平 by yahoo News
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