虎のソナタ グッと来る森下のホームラン オープン戦大暴れも2度の2軍落ち経て…7/10(月) 11:00配信7コメント7件九回、守備につく森下を虎党が祝福する。ようやった!(セ・リーグ、阪神1-0ヤクルト、14回戦、阪神8勝5敗1分、9日、甲子園)虎党の方は既に〝おなかいっぱい〟の方も多いかもしれないが「マイナビオールスターゲーム2023」(第1戦=19日・バンテリンドーム、第2戦=20日・マツダ)の「プラスワン投票」が盛り上がっているようだ。なんでも、この日の巨人-DeNA(東京ドーム)の試合前にDeNAの三浦大輔監督が「俺はバウアーが見たいな」と言及して投票を呼びかけたんだとか。
【写真】ガオガエンポーズを披露する森下
投票は6日から始まっており、12日まで。NPBの公式サイトなどから可能だ。14日の午後4時に結果が発表され、出場全選手がいよいよ出そろう。ファン投票、選手間投票、監督選抜の出場選手決定後、選ばれていない選手の中から両リーグ1人ずつを選ぶシステムで、2019年には同年1月の大腸がん手術を乗り越えた阪神・原口文仁が選出されたことでも記憶に新しい。
原口を取材してきたデスクの長友孝輔は「入院していたときから『復帰して絶対にオールスターに出るぞ』と思っていたそうなんですが、いざ近づくと『前半戦を通して活躍している選手もいる中で、自分が選ばれていいんだろうか』という複雑な気持ちもあったそうです。でも、そこからあの東京ドーム、甲子園での球宴2戦連発へつながったわけですから。ファンの方が〝特別な思い〟を込められるという意味でも、自分は素晴らしい選出方法だと思います」と力説した。一旦は選外だった選手からしても、よりいっそう「ファンからの贈り物」といった感じがする。
2020年に米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞したトレバー・バウアーは、ここ最近は存分に能力を発揮し始めているだけに、阪神戦ではなるべくその姿を見たくないが…(えっ、12日あたりにさっそく登板しそうだって!?)。虎ソナもちょっぴり球宴では見てみたいと思ってしまう。虎番キャップのビヤ樽こと三木建次も「阪神は11人が選出されているし、これ以上増えていっぺんに活躍されたら身がもたん! だから僕もバウアー派や」と〝不純〟な理由でプッシュしていた。
そして、この日のプロ野球で唯一ナイターが行われた甲子園では、虎の新たなスターがド派手に輝いた。D1位・森下がプロ1号となる決勝ソロをスタンドへたたき込み1-0で勝利! 前夜、岡田監督から「俺ずっと我慢してるんやで」と厳しい言葉を向けられていた男が、ついに実力を発揮した!!
オープン戦から開幕当初までは、スイングは鋭いわ、なかなか三振もしないわで、どんな壁も突き破ってとんでもない選手に育っていくのではと思っていた。そこから2度の2軍暮らしもあり、苦しんでいるようだったから、なおさらこちらもグッと来る一発だった。
7月9日が、1955年に日本で初めて後楽園ゆうえんちに本格的なジェットコースターが誕生した「ジェットコースターの日」だったから言うわけではないけど、何の〝アップダウン〟もない道のりなんて味気ない。今季の虎も、貯金18からドドーッと急降下して、試合前時点で10になっていたけど、ここを全員で耐えてこそ「アレ」を成し遂げたときの感慨も増すというものだ。
森下の「プラスワン投票」での今季の球宴は、さすがに厳しいだろうけど…。戦いの輪にしっかりと背番号1がプラスされた虎は、ここからはもう上がっていくだけだ!【関連記事】父・善文さん、阪神・森下の初本塁打に大興奮「心臓が飛び出ました」【○虎将トーク】阪神・岡田彰布監督、森下の存在が大山&佐藤輝の刺激に…との問いに「なったらエエけどな。なったらエエよ」【お祝いメッセージ】戸塚シニア時代チームメート東芝・齊藤大輝内野手、今も思い出す泣き虫・森下との三遊間阪神・岡田監督のすごさを再認識 中野の四球数への質問に対する反応阪神・岡田彰布監督、中日の補強について「何やアレ。よう分からんよ」「補強言うんか、この時期」最終更新:7/10(月) 11:32サンケイスポーツ
Source: 東京ヤクルトスワローズ by yahoo News
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