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虎のソナタ 侍ジャパンとともに銀幕デビュー!? WBC取材ず~っと密着(サンケイスポーツ)

虎のソナタ 侍ジャパンとともに銀幕デビュー!? WBC取材ず~っと密着7/9(日) 11:00配信0コメント0件試合前練習中の一コマ。前川はカメラマンにカメラを借り、1番・中堅で起用された森下を撮影する(撮影・安部光翁)(セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、13回戦、阪神7勝5敗1分、8日、甲子園)こんな気分の悪いチェンジも珍しい?! もちろん、六回の攻撃だ。大山が三塁で憤死して、誰が見ても勝ち越すシーンが幻に終わったのだから。

思い出しませんか? 13年前のあの有名なシーンを。2010年5月24日のロッテ戦。4-4の同点で迎えた九回1死満塁。城島が犠飛には十分なフライを打ち上げた。サヨナラ勝ちを確信して、バットを持ったまま一塁ベースの手前で状況を眺めていたのだが。

三走・マートンの生還に歓喜しようとしたその瞬間、二走・新井(現広島監督)がタッチアップで猛然と三塁へ爆走するのが目に入ってきた。

中堅からの返球を受けた二塁手・井口(前ロッテ監督)は、サヨナラの走者を殺すことを諦め、三塁へ送球。間一髪のプレーになってしまった。ホームインが早く、サヨナラは認められたのだが。

あの日、サンスポの記者席で並んで見ていたのは、小早川毅彦氏(サンケイスポーツ専属評論家)。

「井口の状況判断は恐るべし。あの状況で三塁へ投げる決断ができるなんて。これぞプロ」

絶句していたのを思い出した。

本来ならサヨナラの歓喜の輪ができるはずだが、城島が、金本が、新井に歩み寄って、「何やってるんや!」の大叱責。新井は何度も「すみません」と謝っていた。

城島は「永遠に語り継がれるプレーになるところだったわ」とあきれ果てていた。

ただ、あの夜はみんな、笑っていた。結果は勝利だったから。

13年たって、昨夜は笑い事ですまされなくなってしまった。このプレーが、永遠に語り継がれるか、そうでないか? 今後の阪神の戦い次第だ。

語り継がれるといえば、ある映画が話題になっている。現在上映中の「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」。侍ジャパンメンバーに完全密着したドキュメンタリー。感動するらしい。

わがサンスポのトラ番軍団の中で、すでに鑑賞済みだったのは須藤佳裕。ベースボールをこよなく愛する男は、封切されるとすぐに映画館へ直行した。

「織原に『観に行くよ』と言ったら、アイツ、何て言ったと思います?」

トラ番の2年後輩、織原祥平との会話をクイズにしてきた。

「ひょっとしたら、僕が銀幕デビューしているかもしれないですから、探しておいてください」

これが織原の返答だったという。織原はWBC担当記者として、2月の宮崎合宿からず~っと侍ジャパンに密着。最後はフロリダで世界一の瞬間をその目に焼き付けてきた。つまり、いつも侍のそばにいたから、自分も映っているかもしれない。映った瞬間に「銀幕デビュー」だと言い触らす計画だったようだ。

世の中、そんなうまくいくはずがない。須藤によると、織原記者は影も形もなかったらしい。

「織原の銀幕デビューはどうでもいいんです。とにかく、すばらしい内容で。ラストは号泣しました。あまりにも感動して、もう一度、観たぐらいですから」

須藤が大絶賛。ネタバラシは良くないので、詳しくは書かないが、とにかく涙ボロボロだとか。

岡田阪神にも、涙ボロボロさせてほしいけれど、この敗戦を見ていたら、すごく不安になってきた。【関連記事】阪神・岡田監督のすごさを再認識 中野の四球数への質問に対する反応阪神・岡田彰布監督、中日の補強について「何やアレ。よう分からんよ」「補強言うんか、この時期」大谷翔平がメッツに移籍したら「17」着用か? 永久欠番ヘルナンデス氏「聞かないでくれ」阪神助っ人陣が絆を強めたススキノの夜 ノイジーが復調を果たして勝利の美酒をがぶ飲みだ広島・黒田博樹球団アドバイザー「今の僕があるのは北別府さんのおかげ」 その訳は…最終更新:7/9(日) 11:00サンケイスポーツ
Source: 東京ヤクルトスワローズ by yahoo News

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