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ヤクルトに勝利呼んだ、三ツ俣大樹の神判断 高津監督が称賛「守備が大事だと思わされるゲーム。あのワンプレーは大きかった」(サンケイスポーツ)

ヤクルトに勝利呼んだ、三ツ俣大樹の神判断 高津監督が称賛「守備が大事だと思わされるゲーム。あのワンプレーは大きかった」7/9(日) 8:33配信26コメント26件高津監督(中央)は満面の笑みで三ツ俣(背番号66)を迎えた(撮影・水島啓輔)(セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、13回戦、阪神7勝5敗1分、8日、甲子園)〝神判断〟が流れを変えた。同点に追いつかれた直後の六回1死二、三塁で、中飛からの中継プレーを「6番・二塁」で先発したヤクルト・三ツ俣大樹内野手(31)が三塁へ送球。三走が生還する前に刺殺して追加点を防ぐと、直後の七回に勝ち越した。今春の沖縄・浦添キャンプから「緻密さ」を求めてきた高津臣吾監督(54)は「守備が大事だと思わされるゲーム。あのワンプレーは大きかった」と称賛した。

上空に強い浜風が吹いていた甲子園。試合の風向きはワンプレーで変わった。首位・阪神相手に競り勝った高津監督は「守りの野球」を体現した選手をたたえた。

「守備が大事だなと思わされるゲームでした。野球のワンプレー、一つのアウトの大きさが勝ち負けにつながっていく。みんなよく守ったと思う」

好判断で虎党を黙らせた。1―1とされた後の六回1死二、三塁。ミエセスの中飛を並木から返球された二塁手の三ツ俣が、本塁ではなく三塁へ送球し、本塁生還より一瞬早くタッチアウト-。一時はスコアボードに「2」が刻まれたが、球審・津川は生還を認めず。阪神・岡田監督がリクエスト要求するも、リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。

勝ち越し点を許していれば、一気に阪神に流れが傾く場面。三ツ俣は「位置的にもホームは間に合わないと思った。(二走の)大山が走ったのは見えていたので、取れるアウトは取ろうと思ってサードに投げた」と胸を張り、高津監督も「あのワンプレーは大きかった」と目を細めた。

三ツ俣はプロ13年目の守備職人だ。2011年に東京・修徳高からドラフト2位でオリックスに入団。14年途中にトレードで中日に移籍し、昨季限りで戦力外となりヤクルトに加わった。今春のキャンプでは一塁手や外野手にも挑戦。守備力に定評のある31歳は6月9日の西武戦以来、今季3度目の先発出場だったが「外野の肩の強さは把握できていた。普通にプレーできた」。正二塁手の山田が下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消となる中、持ち味を発揮した。

「絶対今年は守り負けたくない。しっかり守ってローゲームを取れるチームになりたい」

投手出身の高津監督が掲げる理想だ。今春の沖縄・浦添キャンプでは「ミス撲滅」と「緻密さ」を求め、守備部門のコーチを通じて守備力の向上を求めた。思いは結果となって表れ、守備で変えた流れに乗り、直後の七回に川端の中前2点打で競り勝った。

7月に入ってからの試合は全て2点差以内で5勝1敗。目指す野球も体現でき始めている。この1勝を追い風に上昇気流に乗る。(赤尾裕希)

◆六回、中飛を処理した後、三ツ俣に返球したヤクルト・並木 「サードに直接投げるか、ホームにつなぐか迷ったんですけど、捕ってすぐカット(する三ツ俣)に(投げた)。結果的に良かった」【関連記事】阪神・岡田監督のすごさを再認識 中野の四球数への質問に対する反応阪神・岡田彰布監督、中日の補強について「何やアレ。よう分からんよ」「補強言うんか、この時期」大谷翔平がメッツに移籍したら「17」着用か? 永久欠番ヘルナンデス氏「聞かないでくれ」阪神助っ人陣が絆を強めたススキノの夜 ノイジーが復調を果たして勝利の美酒をがぶ飲みだ広島・黒田博樹球団アドバイザー「今の僕があるのは北別府さんのおかげ」 その訳は…最終更新:7/9(日) 8:33サンケイスポーツ
Source: 東京ヤクルトスワローズ by yahoo News

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