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巨人D1位・浅野翔吾、2三振「最悪のデビュー」 初の守備機会でまさかズッコケ「あれ以上恥ずかしいことは、これからないと思います」(サンケイスポーツ)

巨人D1位・浅野翔吾、2三振「最悪のデビュー」 初の守備機会でまさかズッコケもフルスイングで大観衆の視線釘付け7/9(日) 8:16配信24コメント24件8回 三振に倒れ悔しがる巨人・浅野翔吾=東京ドーム(撮影・斎藤浩一)巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(18)=香川・高松商高=が8日、DeNA12回戦(東京ドーム)の六回に代打でデビューを果たし、2打席連続三振に倒れた。右翼の守備では転倒するほろ苦い初戦となったが、セ・リーグ4位のチームは菅野智之投手(33)の7回6安打無失点の好投で6-0の快勝。黄金ルーキーの船出に花を添え、首位阪神とのゲーム差を3・5に縮めた。

話題に事欠かないのが、いかにも大物らしい。東京ドームを飲み込んだ観衆4万826人が、浅野の一挙一動を追いかける。勝利の立役者となった菅野よりも歓声を浴びた18歳は、申し訳なさそうに口を開いた。

「最悪なデビュー戦でした。あれ以上恥ずかしいことは、これからないと思います」

赤面して振り返ったのは、六回に代打で田中健の速球に空振り三振を喫した直後に就いた右翼の守備。宮崎が1死から右中間に放った打球を追い出した途端、足を取られて前のめりにズッコケた。予期せぬ形で二塁打を許し、無失点で踏ん張った菅野にベンチで謝ると、笑顔のエースにポンと頭をたたかれた。「『しっかりしろよ』って。申し訳ないです…」と浅野。原監督は「たまたま目をつぶっていて見えなかったですね」と冗談交じりに振り返った。

7日に初の1軍昇格を果たした黄金ルーキーのデビュー戦で負けるわけにはいかない。前夜は球団ワーストに並ぶ17三振を喫した攻撃陣が奮い立ち、この日は13安打6得点と爆発した。五回に中田翔が13試合ぶりの一発となる10号2ランを左翼バルコニー席にたたきこむと、浅野はベンチで万歳。「あんなホームランを生で見たことがなかった」と目を丸くした。

高校通算68本塁打を誇るスラッガーは八回の2打席目も石川の前に空振り三振に倒れたが、一片の迷いもないフルスイングは見る者の心を揺さぶった。菅野が「物おじしていない。並大抵じゃない」とたたえれば、指揮官も「しっかりと振れている。彼の野球人生は今日スタートした。これから先どんな荒波が来ようと立ち向かってほしい」と期待を寄せた。

香川から応援に駆け付けた家族の声援を受けた浅野は「やっと始まった。力んでいた部分もあったので、次は冷静にフルスイングしたい」とリベンジを誓った。ファン、ナイン、そして自分自身が、全身全霊のひと振りに夢を乗せる。(鈴木智紘)

■データBOX

巨人の高卒新人・浅野がデビュー戦で2打数0安打の2三振。巨人の高卒新人がデビュー戦で複数三振を喫したのは、1966年4月14日に投手で先発した堀内恒夫(対中日、2打数0安打、2三振、中日球場)以来57年ぶり。野手では59年4月11日の王貞治(対国鉄、2打数0安打、2三振、1四球、後楽園)以来64年ぶり。他に複数三振デビューとしては大卒の長嶋茂雄が58年4月5日の国鉄戦(後楽園)で金田正一に4打席連続三振を喫している。

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Source: 巨人 読売ジャイアンツ by yahoo News

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